通信費を皆さんは月にどれくらい払っているでしょうか?
一人暮らしの家計を圧迫する原因の1つが高額な通信費です。とは言え、現代でネット無しで暮らすのはほぼ無理ですよね….。
ネットフリックスやYouTubeなどの動画視聴は高速で大容量の通信を使いますのでスマホでも「ギガ使い放題プラン」や自宅の光回線を利用している人も多いでしょう。
この記事ではそんな現代社会に必ず必用な固定費「通信費」を節約する方法を紹介していきます。
そもそも単身者世帯(一人暮らし)の通信費平均はいくらなの??
通信費とは月々の携帯料金+固定回線(光回線)もしくはポケットWi-Fiなど全てを含めた金額になります。
総務省統計局2022年版によると単身者世帯の通信費の平均は7,010円となっています。
「あれ?意外と安いな」と思った方、こちらの統計には高齢者の単身者世帯も含まれている平均なので一見安く感じますが、ネットを頻繁に使う世代はスマホ料金の平均だけで月に6000円を超えます。
さらに固定回線やポケットWi-Fiを契約していると月額1万円を簡単に超えてしまいますね。
皆さんの通信費はいくらでしょうか?スマホだけで6000円とか、固定回線で5000円とか払ってませんか?
ここでもう一度毎月の通信費の見直しを行ってきましょう。
実は一番節約しやすくて簡単なのが通信費
通信費は毎月の固定費の中でも節約しやすい部分です。目的と効果を明確にすることで、無駄な出費を削減しましょう。
食費や光熱費のように毎月大きく変動する固定費とは違い、基本的にはずっと同じ固定費なので一度節約に成功してしまえばあとは特になにもしなくてもずっと安いのです。
しかもプランの見直しで毎月の費用が半分以下になるなんて事もザラにあるのが通信費。
月々1万の通信費の人が5000円にできれば年間で6万の節約になります。光熱費や食費で年間6万を節約するのは本当に大変ですよね。
次からスマホ・固定回線の節約方法を紹介していきます。
スマートフォンのプランを契約プランを見直してみよう
皆さん今のスマホの料金はどれくらいでしょうか?このサイトのテーマである手取り15万の方であれば5000円以上だったらスマホ代は高いと言えます。
毎月自分がどれくらいの通信量(パケット)を使っているかをしっかり確認してみましょう。ドコモ、au、ソフトバンクなどは各社アプリで毎月の利用通信量を確認できます。
毎月3GBや5GBしか使ってないのにギガ放題などの利用無制限プランに入ってませんか?契約時に何となく店員さんにすすめられてそのままとか..。
「自分が月にどれくらいの通信量を使うのか?」これがわかれば自分に合ったプランがわかります。まずは自分の通信量を調べてみましょう。
例えば月に3~5GBしか使わない人であれば多めに見ても10GB程度のプランで十分、同じように10GB程度しか使わない人は多めに見て20GB程度のプランを、それ以上の人は使い放題を選択するなど。
当たり前ですが通信量の少ないプランの方が安いわけで、使い放題は基本的にはあまり使わない人には割高になります。今一度、通信量の確認をしておきましょう。
docomoの通信量の調べ方
引用:https://www.docomo.ne.jp/support/online_confirmation/より
- 「dメニュー」から「My docomo」を選択しログインします。
- トップページ(データ・料金)で「データ通信量」「ご利用料金」「dポイント」をご確認になれます。
- 「ご利用料金」の「詳細を確認」から「料金内訳」をご確認になれます。
auの通信量の調べ方
My auでは、各種ご契約情報の確認・お手続きをご利用できます。毎月のご請求額、保有ポイント数、日々のデータ通信料や、あなただけに向けたおトクなお知らせなどを見ることができます。
引用:https://www.au.com/online-manual/guide/より
ソフトバンクの通資料の調べ方
1.My SoftBank へアクセスし、「メニュー」を押します。2.カテゴリの「使用量の管理」を押します。3.利用状況の「詳細をみる」を押します。4.データ量の詳細をご確認いただけます。
引用:https://www.softbank.jp/mobile/support/procedure/data_traffic/confirmation/より
現在のプランやオプションが本当に必要かどうかを検討しましょう。不要なオプションがあれば解約することで、通信費を節約できます。
- 最初の1ヶ月は無料だったけど忘れてそのまま契約したままのアプリ
- 全然使わないサポートオプション
- よくわからないセキュリティーサービス
- まったく使わないコンテンツの詰め合わせアプリ
とくにドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアは契約時に値引きの条件で何かしらのオプションの契約が求められる事がほとんどです。
必要ないならすぐに解約してしまいしょう。これだけでも年間1万近く携帯料金が安くなる事があります。
かけ放題オプションを利用している人は本当に見合っただけ通話を使っていますか?
今の20代、30代は電話を使わない上にLINEなどの無料通話アプリで十分ではないでしょうか。
他にも仕事で多少電話を使うからと言ってわざわざかけ放題を契約するのはもったいないですね。
もちろん月に何時間も通話を使うなら必要なプランだと言えますが…。
LINEだと電話番号にかけれないと思っている方は楽天でんわやG-callといった通話アプリをチェックしてみてだください。
無料ではないですが、普通の通話よりも安い通話料で使った分だけの支払いになります。
わざわざ少しの通話のためにかけ放題に入っているなら、こうした電話サービスも利用して電話料金を最小限に抑える事も検討してみてください。
他にも楽天モバイルなどの格安シムの会社では最初から無料で通話できるプランを用意しています。
毎月ちょっとの通話のために高額なオプション料金を払うのはもったいないですよね。
今一度、自分が本当に通話をどれくらい利用するか見直してみましょう。
毎月10GBも使ってないのにギガ放題のようなネット使い放題のプランに毎月数千円を払うのは非常にもったいないですね。
自分の通信量に合ったプランを選択するべきですが、スマホの会社の変更も検討してみてはどうでしょうか。
最近よく耳にする格安スマホ、安いのはわかるけどなんか信用できない、怪しいという人も多いと思います。
例えばみんな知っているLINEが運営する「LINEMO」は毎月3GBのプランなら990円で利用できます。しかもLINEは利用した分の通信量をカウントしないため、LINEの通話、ビデオ通話なども実質使い放題です。
同じくLINEMOのスマホプランは20GBで2728円、こちらもLINEは使い放題ですし、20GBであれば多くの人は十分な通信量です。
全く知らない会社じゃないのも安心できるポイントですよね。LINEはソフトバンクの子会社でもあります。
毎月ほとんど通信量を使わない人も50GBや100GB以上の通信量を使う人もおすすめなのが楽天モバイルです。
細かな詳細は公式サイトで確認してもらえればと思いますが、おすすめの理由は以下の通り
- 毎月どれだけスマホを使っても最大3278円(税込)
- 毎月3GB以内なら1078円(税込)
- 毎月20GBまでなら2178円(税込)
- 通話料無料(楽天の専用通話アプリを使う)
- 楽天市場でもらえるポイントが3倍UP
どれだけ使っても最大で3278円はとてもありがたいですよね。
このあと紹介するテザリング機能を使う事で、自宅の固定回線も不要になるかもしれません。
また、ほとんどネットを使わない人なら1078円、月に20GB以内の人なら2178円となっているのでほとんどネットを使わない人でも、それなりに使う人でもみんなに価格のメリットがあります。
また全然知らない会社じゃないのもポイントですよね、割と安心感があります。
ネット申し込みでポイント還元などの特典が付く場合もありますのでこちらから公式サイトをチェックしてみてください。
固定回線のプランを見直してみよう
自宅の光回線(固定回線)を使っている方、これから契約しようとしている方は一度考えてみて頂きたいのですが、本当に今の、これからの一人暮らしに固定回線が必要かどうか?です。
例えば自宅でPCやタブレットを使い動画を見たりネット検索したり、メールやSNSの閲覧程度であれば正直、固定回線は必要ないなと思います。
- オンラインゲームなどをしない人
- 4K動画の長時間視聴をしない人
- メールや検索、動画視聴がメイン
- PCもタブレットも使わない人
- ネット回線を仕事として使っている人
- 常ネット接続する機器が多数ある人
- オンラインゲームをする人
先ほども言った通り、ネット動画を見たりウェブ検索やメールなどの使い方なら固定回線は必要ないでしょう。
ましてやPCやタブレットも無いスマホだけなら尚更、固定回線は不要ですよ。
逆にネット回線を仕事として使っている方は安定した固定化線が必要だと思います。
特にZoomなどのオンラインミーティングを頻繁に行う方は万が一ネットが不安定だと仕事になりません。
こうしたお仕事を自宅でされる方は固定回線の加入をおすすめします。
では固定回線を契約せずにどうやって自宅のPCやタブレットを利用するのかというと、先ほども紹介したスマホのテザリング機能を利用します。
テザリングはスマホをWi-Fiルーターのように使う機能です。
これを利用すると、スマホの使い放題に入っている人は自宅でスマホとPCを繋いでネットを使い放題で利用できます。
もちろんPCとスマホを繋いでいる間もスマホは自由に利用できますよ。
例えば楽天モバイルを契約して自宅の回線もテザリングでまかなった場合、月に最大で3278円しかかからない事になります。(楽天モバイルはどれだけネットを使っても最大3278円のため)
ただし通信速度が多少安定しなかったり、固定回線よりも遅くなるので注意。とは言え通常画質のYouTubeやネットフリックスを見るのに問題はない程度の速度は出ます。
どうしても固定回線を使う人はスマホプランとネット回線の割引をやっているところで契約した方がいいです。
例えばスマホはau、ネットはソフトバンクのような組み合わせだと「通信費」で見るとどうしても高くなってしまいます。
スマホと同じ会社のネット回線に加入するのがおすすめですね。
楽天も「楽天ひかり」というサービスを行っていますが、こちらは楽天モバイルを使っている人だと1年間無料でネット回線が利用できます。1年間0円って結構すごいですよね。
ちなみに1年後はマンションタイプであれば月額3800円での利用になりますので、2年目も割と経済的に利用できます。
すぐにでもできる通信費の節約術
毎月5GBや10GBと通信量に制限のある人はカフェや駅、商業施設などのフリーWi-Fiを利用して少しでも通信量を節約しましょう。
メールアドレスやTwitterアカウントなどで簡単に利用できるのでお金は一切かかりません。
動画や電子書籍のダウンロードなどはこうしたWi-Fiで行うのがオススメですよ。
一方で注意点としては、公衆Wi-Fiはセキュリティーが脆弱な事もあり、外出先のWi-Fiにつないでのネット銀行などの送金などは一応注意が必用です。こうしたお金などが絡む操作はスマホで行うようにしましょう。
ここで何度も書いてますがスマホのテザリング機能を使ってPCやタブレットのネット接続を行います。
スマホの契約がネット使い放題であれば、自宅、タブレットをテザリングでどれだけ使っても追加費用は掛かりません。
光回線を契約しない代わりにスマホを使い放題にし、テザリングを固定回線替わりに使うのは節約方法としてはかなり効果が高いと思います。
例えばスマホの契約が月10GBまでの場合n使い切ってしまうと通信速度が遅くが使い物になりませんので、追加でギガを買う事になります。これがスマホ料金を圧迫する要因になり得ます。
そんな通信量の使い過ぎを防ぐため、今月どれだけ通信量を使ったか一目でわかるアプリもあります。
また、ドコモやau、ソフトバンクもそうですが、楽天などの格安SIM会社でも今月どれくらいの通信量を使っているかをチェックできるアプリを用意していますので確認しておきましょう
android端末などは設定した通信量を超えた場合、通知でお知らせしてくれるアプリもありますので、通信量を節約する場合にかなり助かりますね。
こちらも先述の通り、「通話料」はスマホ代を押し上げる要因ですのでプライベートな用事であればLINEなど通話無料アプリを利用、どうしても固定電話などに電話する場合は先ほどの楽天電話やG-Callを利用すると良いでしょう。
どうしても電話が多くなるのであればかけ放題などのオプションを検討しましょう。
以外と見落としがちなのが月額課金のサービスの見直しです。
見ていない動画配信サービス、使っていないクラウドストレージ、ほとんど聞いていない音楽配信サービスなどを見直すだけで毎月数千円が節約できる事もあります
基本的に動画配信は差別化によって複数契約したくなる(サービスによって内容が違うため)ようにできています。
ですが、自分が本当に必用と思うのであれば1つに絞っての契約としましょう。
Amazonプライム会員であればプライムビデオは追加料金なしで見れるので、映画やドラマが見たいけどネットフリックスとかは高いと思っている方はAmazonプライムビデオがオススメですよ。
ネット費用が含まれた賃貸物件を探すことで、通信費を節約できます。物件選びの際にこの点を考慮しましょう。
最近はネット料金込みの賃貸をよく見かけますよね、もちろん賃貸料金にネット料金が含まれていると考えるのが妥当ですが、それでもあなたが「安い」と思うような物件があるのであれば検討してみてはどうでしょうか。
まとめ: 一人暮らしで通信費を節約するポイント
- スマホプラン選びの重要性
- 本当に固定回線が必用かを考える
- 無料Wi-Fiやテザリング機能の活用
- 通話機能は使わず無料通話アプリで済ませる
冒頭にお話しした通り、通信費は最も節約しやすい項目です。
特に一人暮らしをするなら必ず見直して欲しいカテゴリですね。食費や光熱費と違い、通信費の節約は一度設定してしまえばあとはそれほど苦にならず我慢も必用ありません。
勝手にずっと安くなっている状態が続きますので、スマホやネット回線などの費用が高いと思う方、通信費の見直しは必ず行うようにしましょう。
- 一人暮らしの通信費の平均はどれくらいですか?
- 通信費はスマホと自宅固定回線の2つが主な要素で、人によって異なりますが、一般的には1万円前後とされています。
- 固定回線を契約するかどうかの判断基準は何ですか?
- 固定回線の契約は、インターネットの使用目的や頻度に応じて判断してください。高速で安定したインターネットが必要な場合は契約ですを検討しましょう。特に仕事でwebミーティング、制作物のアップロードなど安定した回線が必用な方は契約した方が良いかと思います。メール・動画視聴・SNS・webブラウジングなどであればテザリングでも十分です。
- 格安SIMはどこで契約すればいいですか?
- 家電量販店などの店頭で申し込みができます。ネットからの申し込みも可能で、ネットからだとキャッシュバックなどの特典が付く場合があります。その時々で自分に合った場所で契約しましょう。
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